カテゴリ/高槻Life 投稿日/2019-08-12
毎年15万人以上の来場者を集める高槻まつりは、今年、めでたく開催50周年を迎えました。
今回は、ディズニーの仲間たちによる記念パレードがあったこともあり、いつも以上にたくさんの人々がここ高槻にやってきたのではないでしょうか!?
夜市が設けられた桃園小学校のグラウンドに入るため、高槻市役所の裏手はこの人出!
入口と出口が分けられ一方通行になっていたのですが、なかなか前に進むことができません。
それもそのはず!
桃園小学校の中には、子どもたちに大人気の様々な夜店や模擬店が所せましと立ち並んでいるのです☆
こちらの「スーパーボールすくい」はなんと1回100円!
たとえ1つも取れなくても、ボールは必ずもらえるのが嬉しいですね♪
市役所前では、各企業がイベントブースを繰り広げていました。
ここでは、いらなくなったチラシを使って作品をつくり、リサイクルの重要性について学んでいます。
ワークショップへの参加費は無料。
それなのに、お土産にお菓子までいただいて、子どもたちはご機嫌です^^
今回、50回目の記念行事として招致されたディズニースペシャルパレードからもわかるように、高槻まつりの特徴は「子どもたちが楽しめるお祭り」だということ。
高槻音頭の唄い手も、実はこんなに可愛い子どもたちだったりするのです(^_-)-☆
高槻まつりは、大阪万博が開催された昭和45年にスタートしました。
当時の正式名称は、「えじゃないか高槻まつり」。
高槻音頭の歌詞も今とは異なり、「えじゃないか、えじゃないか」と何度も繰り返すもので、まだ新人歌手だった島倉千代子さんが担当していたそうです。
その後、この「えじゃないか」という言葉の起源が世直しを求めた民衆運動だということから、歌詞も名称も変更になりました。
そして、平成元年からは現在と同じ、「市民フェスタ高槻まつり」となり、まさに市民による手作りのお祭りとして、高槻市の内外から愛される存在となったのです。
50年の歩みの中では、途中、開催続行の危機もありました。
厳しい経済事情により、昭和50年には取りやめも検討されましたが、「子どもたちにふるさと・高槻で夏のよい思い出を…」との強い思いから、開催日数を減らすなど工夫をこらしながら、今日まで1度も絶やすことなく続けてきたのです。
昭和、平成、令和…。
親から子、そして孫へ。
祇園祭や天神祭のように、華やかな山鉾も花火もないこの高槻まつりが、実に半世紀もの間、途切れることなく続けてこられたのは、ひとえに「みんなの笑顔のために」という市民の情熱があったからこそ、なのです。
高槻まつり1日目のクライマックスを飾るのは、おなじみ「サンスター阿波おどり」。
本場・徳島でも、ほかの連が思わず道を譲るといわれる「達粋連」の華麗な踊りは、見るものすべてを幸せな気分にしてくれます。
「ヤットサー、ヤットサー!」
子どもたちも踊り手と一緒になって大きな掛け声をふりしぼります。
そして、トリを飾るのは、やはりこれ。
高槻太鼓です!
愛くるしいミッキーたちから始まった50回目の記念すべき高槻まつりの1日目は、お腹の底まで響き渡る郷土の太鼓の音に酔いしれながら、笑顔いっぱいで無事幕を閉じました。
カテゴリ/高槻Life 投稿日/2019-08-12
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