カテゴリ/高槻Life 投稿日/2016-08-19
照りつける太陽。子どもたちの歓声。上がる水しぶき。
夏のお出かけといえば、絶対に外せないのがプールですよね。
ここ高槻のプールといえば、4ヵ所。
芝生の総合体育館近くにある市民プール、ゴミ焼却熱を利用したクリンピア前島、同じく熱利用の番田温水プール・・・。
そして、何と言っても忘れてはならないのが、「ぷーるぴあ」の愛称で知られる芥川緑地プールです。
他の3つのプールとは違い、ウォータースライダーや造波プールまで持つ「ぷーるぴあ」。
初めて親に連れて行ってもらった本格的なプールが「ぷーるぴあ」だったという高槻市民は決して少なくないはずです。
(写真: 「ぷーるぴあ」公式サイトより)
実は、この芥川緑地プール「ぷーるぴあ」、何と今年の営業を最後に閉鎖されることが決まっているのです。
「えっ!?」
思わず驚きの声を上げてしまった人も多いのではないでしょうか。
閉鎖の最大の理由は、施設の老朽化にあります。
確かに「ぷーるぴあ」が誇るウォータースライダーも近年色あせが目立ってきていました。
さらに、「ぷーるぴあ」は他の3ヵ所と違い屋内プールを持ちません。
営業は年に一度、夏のこの時期に限られてしまうのです。
(写真: 「ぷーるぴあ」公式facebookサイトより)
しかも、高槻の近隣都市には立派なプールが点在しています。
枚方市には、ジャニーズの岡田准一さんがコマーシャルをするひらかたパークの「ザ・ブーン」。
4つのプールと4つのスライダーの集客力は抜群です。
オリンピック選手を輩出し「日本近代水泳発祥の地」といわれる茨木市。
西河原市民プールは、施設、水泳教室、料金・・・どれをとってみても、圧巻の実力です。
こうやって見てみると、思わず、高槻以外のプールに足を運んでしまうのも無理はありません。
けれども、やっぱり高槻で暮す私たち。
「ぷーるぴあ」には格別の思い出があるはずです。
「ぷーるぴあ」の裏手には、高槻が誇る大自然。
蝉の声を聞きながら、プールサイドで食べたかき氷の美味しかったこと!
さらには、カブトムシまで飛んできて・・・。
実は、大阪府下の公営施設で最長のウォータースライダー。
初めて一人で滑ったあの日。
本当は怖くて何度もやめようと思ったけれど・・・。
大人の仲間入りができた気がして、得意満面で帰路についた夏の日の午後。
あんな思い出もこんな思い出も詰まった「ぷーるぴあ」。
でも、もう「来年もまた・・・」というわけにはいきません。
ついに2016年9月4日で閉園です。
どんなものにも始まりがあれば、もちろん終わりがやってきます。
それは、こういった公営施設も一軒家も同じことです。
毎日通ったわけではない「ぷーるぴあ」が閉鎖されるだけでこれほど寂しいのですから、これを住み慣れた我が家に置き換えてみると・・・。
「我が家がなくなる」
考えただけでも、胸が切なくなってしまいますよね。
けれども、年々老朽化の進む家。
地震や水害の危険もあり、そのまま放っておくことはできません。
そんな我が家をリフォームでもう一度よみがえらせることができたなら・・・。
大切な建物を少しでも長く安心して使っていただくため、適切な時期に適切なリフォームを提案すること。
これこそが、私たち小阪工務店の使命なのです。
「ぷーるぴあ」がなくなっても、あなたの夏の日の思い出は、リフォームされた我が家の中で、これからもずっと生き続けていくのです!
カテゴリ/高槻Life 投稿日/2016-08-19
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