完成/2021年1月 カテゴリ/個人住宅(戸建て)、屋根・外壁・外構、リノベーション・老朽化対策 投稿日/2021-04-02
擁壁の改修工事を行いました。木材の塀に壁面の板を大和張りし、上部には瓦を葺き、下部の巾木は樹脂系の洗出し仕上げに致しました。以前とは全く違う仕様、色使いとなりましたが統一感のある仕上りとなりました。
大和張りとは~
大和張りの名前の由来は、大和打ちという板の張り方をしているからです。打ちとは、板を内側と外側で交互に張ります。内側と外側で多少重なるイメージでデコボコにしています。
大和塀は、規則正しくデコボコした仕上りになります。板と板の間に自然と隙間が生まれ、風が通りやすく板が乾燥しやすいので、木材に優しく、木が長持ちしやすいです。大和塀は、古い家や神社などでもよく見られますよね。もしかしたら、みなさんも1度は目にしているかと思います。
壁面の木部を大和張り致しました。巾木部分は樹脂系の洗出しで仕上げました。
以前はコンクリート造の門扉があり石積みの上に大谷石の擁壁でした。
解体後
道路境界線沿いにコンクリートブロックを積む為の基礎配筋状況です。
道路境界線沿いにコンクリートブロック3段積致しました。
敷地側のブロックへ防水処理を行い埋戻し、整地致しました。塀の木組立状況です。
木部の塗装を行い、上部に瓦を葺きました。
完成/2021年1月 カテゴリ/個人住宅(戸建て)、屋根・外壁・外構、リノベーション・老朽化対策 投稿日/2021-04-02