風と太陽光を上手に取り入れよう

 カテゴリ/暮らしのヒント 投稿日/2016-05-21

自然の風と太陽光は、快適な住まいには欠かせません。

心地よさはもちろんのこと、風は湿気を取り去り、太陽光は室内を乾燥させるので、カビやダニの発生を防いでくれます。

それぞれ上手に確保する工夫をご紹介しましょう。

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通風を良くするポイント

■風の入口と出口を作るのが基本
 風が入ってきても出る場所がないと、風はよどむだけで流れません。
 廊下に窓を多めに作ると風が抜けやすくなり効果的。
 中庭があれば外壁面が増えるので、窓が作りやすくなります。

■部屋の開口部は対面か対角に
 窓は各部屋にできれば2つ作ります。
 風がよく通り空気のよどみを少なくするには、開口部は対面かできれば対角に設けること。
 室内のドアを開け放しやすい型にしたり小窓をつけると、風の出口が増えてさらに通風が良くなります。

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■上下の通り道を作る
 開口部は一方を低く、もう一方を高くすると風が通りやすくなります。
 階段や吹き抜けを風の通り道にして最上部に窓をつければ、1階の窓から2階へと縦方向に風が通ります。

■マンションは適切な強制換気を
 マンションは戸建てに比べて窓が少ないため、通風の条件は悪いのが一般的。
 玄関ドアとベランダの窓を開けても、仕切りなどで空気の流れが遮断されると効果は半減してしまいます。
 換気扇を適切な場所に設置して風を作りましょう。
 なお、2003年7月から建築基準法で新築には全て換気設備の設置が義務付けられています(シックハウス対策として)。

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効率良い採光のアドバイス

■採光量が多い窓は?
 窓は付いている位置が高いほど光がよく入ります。
 屋根につける天窓なら、一般の位置の窓と比べて明るさは約3倍。
 日が射しにくく暗くなりがちな北向きの部屋に最適で、安定した光環境が得られます。
 出窓や弓形に張り出したボウウインドウは側面からも光が入るため、室内に光が大きく広がっていきます。
 東向きの部屋は爽やかな朝日が入るものの午後からは明るさが不足するので、これらの窓がおすすめです。

■外からの視線が気にならず採光ができる窓は?
 天窓や高窓、細めのスリット窓などが考えられます。
 家の中心部に中庭を設けると、面している複数の部屋の採光が可能です。

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■玄関を明るくする方法は?
 ガラス入りの採光タイプのドア(ステンドグラスのおしゃれなデザインも素敵です)にしたり、ドア側にFIX窓(開閉できない採光用の窓)、または上側に窓をつけるとよいでしょう。

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