大阪府北部地震から5年。ご自宅で防災セルフチェックを!

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2023-06-22

あの大地震から、はや5年の歳月が経ちました。
「いつもの月曜日の朝」が一変した平成30年6月18日、午前7時58分。
阪神淡路大震災や東日本大震災以降、私たち高槻市民の防災意識も、少しずつ高まっていましたが、まさか震源地になるとは…。
 

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驚きとショック、そして、大きな悲しみの中、水が出ず、ガスが使えない不安な日々を過ごしたことを、まだ昨日のことのように鮮明に覚えています。
 
https://www.kosakaweb.jp/columns/detail.php?id=301&cid=39
 
あの日の辛い教訓を生かし、より「強靭なまちづくり」をしたい。
高槻市は5年の節目にあたり、そんな高槻市長のメッセージをHPにUPしました。
https://www.city.takatsuki.osaka.jp/site/shicho-letter/100563.html
 
高槻の街に根差し、高槻の発展とともに歩んできた私ども小阪工務店も、ふるさとの「追悼と誓いの日」に何かできないかと考え、【防災セルフチェック】に関する社長インタビューを掲載いたします!
 

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― Q. あの大地震から5年が経ちましたが…。
― A. 5年前は大地震のあと、猛烈な台風が2つ立て続けに高槻の街を襲いました。それが、さらに被害を拡大させる要因になったのだと思います。地震で構造物が緩んでいるところに、暴風が吹き荒れ、耐えきれず、瓦が吹っ飛んでしまったわけです。
当社にも、屋根の補修のご依頼が殺到しました。職人さんが全国的に不足したため、工事までお待たせするご不便をおかけしたこともありました。
 
― Q. 5年の節目にあたり、プロの目から見て、セルフチェックしておくとよい点はありますか?
― A. まずは、コンクリートから木の柱が立ち上がっている建物の基礎部分をご確認ください。コンクリート部分にクラック(亀裂)が入っていると要注意です。特に、目視で深さが4㎜あるようなら、何らかの補修が必要になってきます。
 
― Q. 放っておくとどうなりますか?
― A. 亀裂から雨水が入り、鉄筋がさびて膨らんでしまいます。さらに、表面を押し出し、めくれてくることもあるでしょう。
 
― Q. 室内で注意することはありますか?
― A. メディアなどでもよく取り上げられていますが、阪神大震災も含め、大地震での怪我の約半数は、家具の転倒によるものです。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/basic-knowledge/basic-knowledge_20220501_01.html
また、倒れた家具は、屋外への避難の妨げにもなるでしょう。
突っ張り棒や壁フックなど、日ごろから最低限の転倒防止措置は、ぜひともやっておいていただきたいと思います。
 

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― Q. その他、チェックしておきたい箇所、知っておきたい情報などはありますか?
― A. 5年前、幼い命が失われてしまったブロック塀の倒壊は、手抜き工事に原因がありました。その後、公共の幼稚園や小中学校は、ブロック塀を撤去し、アルミに変えています。もし、ブロック塀がある場合は、中に鉄筋が入っているかどうか、もう一度セルフチェックをお願いします。
 
今、高槻市では、住まいの耐震診断やブロック塀撤去の費用を補助する制度が拡大しています。そちらも、どんどんご活用いただきたいと思います。「ふるさと・高槻」がハードとソフトの両面から「災害に強い街」になることを心から願っています。
 

いかがでしたでしょうか!?
私ども小阪工務店では、耐震やブロック塀撤去に関するご相談やお見積りにも随時ご対応しております。
 

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https://www.city.takatsuki.osaka.jp/uploaded/attachment/31280.pdf より
 
補助金を受けるには、条件や申請時期等が細かく決められておりますので、ぜひ一度、お問い合わせくださいませ。
 
大阪府北部地震から5年を迎えた今、ご自宅や身の回りの安全の再確認をお願いいたします!
 

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 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2023-06-22