高槻・上宮天満宮の「天神まつり」4年ぶりに復活開催!

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2023-03-03

ここ3年、静かだった上宮天満宮に、賑やかな春が訪れました。
高槻の街に、「天神まつり」が復活です!
 

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令和5年2月25・26日は4年ぶりとなる高槻「天神まつり」が上宮天満宮で開催されました。
 

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JR高槻駅北口から、天神の馬場、上宮天満宮に向かう高槻阪急沿いの通りは、歩行者天国に!
 

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ロータリーに設けられた特設ステージでは、華やかなショーやイベントが繰り広げられています。
 

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たくさんの露店が軒を連ねます。
金魚すくいにヨーヨー釣り、焼きリンゴに綿菓子…。
「これぞ、お祭り!」という賑わいに、みんな思わず財布の紐も緩くなってしまうよう^^
 

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「この坂を上るのも久しぶり!」という声があちらこちらから聞こえてきます。
 
境内もたくさんのお店がひしめきあっています。
そして、九州・大宰府天満宮に次いで全国で2番目の古さを誇る高槻・上宮天満宮。
本殿前は、この行列です!
 

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思えば、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の報道等により、ちょうど新型コロナウイルス感染症の恐ろしさが日本にも伝わり始めたのが、令和2年2月。
令和初となるはずだった、天皇陛下のお誕生日の一般参賀も中止が発表され、ここ高槻・上宮天満宮の「天神まつり」も中止を余儀なくされました。
 
それから、数日後の2月29日には、当時の内閣総理大臣だった安倍元首相が、一斉休校を発表。
それまでは、まだどこか他人事だった「コロナ禍」の脅威が、高槻市民にも現実問題として襲いかかってきたのです。
 

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「東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな(春な忘れそ)」
(梅の花よ、春風が吹けば、また美しく咲いておくれ。
たとえ主がいなくなったとしても、決して春を忘れないで。)
 
上宮天満宮の主、菅原道真公の想いを汲むように、コロナ禍で、訪れる人が減っても、毎年見事な花を咲かせてくれていた梅の花。
 
耐えに耐えた3年間を乗り越え、今年は、花も人も本当に嬉しそう!
 

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来たる令和5年3月13日には、マスクの着用も「個人の判断が基本」に。
また、5月8日以降は5類へと移行する方針が、正式に決定されました。
 
もちろん、高齢者や基礎疾患のある方などもたくさんおられる高槻市、ケースバイケースで丁寧に対応していかなければならない場面も出てくるかもしれません。
それでも、コロナの「冬」が終わり、梅の香薫る「春」に向けて、大きな一歩が踏み出されたことは間違いないでしょう。
 

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「天の原 あかねさし出づる 光には いづれの沼か さえのこるべき」(菅原道真)
(天空を茜色に染めながら射し込んでくる春の陽光にあたると、どの沼が凍ったまま残っていられるだろうか。)
 
お日様を浴びて輝く梅の花。
「天神まつり」の復活によって、私たちの凍った心も一気に春色・茜色!
高槻の街が幸せ一色に染まっていくような、笑顔あふれる2日間となりました☆
 

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 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2023-03-03