カテゴリ/高槻Life 投稿日/2021-06-02
関西でも「住みやすい街」として知られる高槻市。
この度、令和3年からの10年間を対象とした「都市計画マスタープラン」を発表しました!
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/74/toshikeikakump.pdf
平成9年に最初の「高槻市都市計画マスタープラン」を策定した高槻市。
以来改定を重ねつつ、計画に見合った都市計画を続けてきました。
昨年、平成23年からの10年計画が目標年次を迎えたことを受け、今年度は、「第6次高槻市総合計画(高槻市総合戦略プラン)」が策定されたのです。
「都市計画」と聞くと難しいイメージがありますが、平たく言うと「これから高槻はこうなっていくんだよ~」ということ。
これは高槻市民の一人として、とっても気になりますよね!?
今回の都市計画マスタープランの基本理念は、「住みたい・住み続けたい・訪れたい都市(まち)たかつき」です。
この高槻Lifeでも先日ご紹介した通り、高槻は市の内外からの評価がとても高い街。
https://www.kosakaweb.jp/columns/detail.php?id=530&cid=39
特に、子育てや教育に関しては、いつも周りの市町村に先駆けて、あらゆる政策を行なってきました。
【子育て・教育環境の充実】
☑子ども未来館開設(平成31年)
☑保育所等定員を拡大(平成22年度から2,060人増加)、待機児童ゼロを継続
☑国に先駆け平成30年度から5歳児への幼児教育無償化
☑子ども医療費助成を拡大(就学前まで→平成26年7月から15歳まで、令和2年4月から18歳まで)
☑妊婦検診の費用を12万円分まで助成(全国トップクラス)
☑不妊・不育症助成として所得制限なしで治療費の補助(府内初)
☑小学校全学年で35人学級編制(平成25年度から)(府内初)
☑市立中学校全校において給食を開始
☑全校での連携型小中一貫教育を実施など(学力は大阪府や全国の平均値を上回る状況)
☑児童生徒1人1台タブレット端末の整備を実現
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/shisei/kohokocho/buchoshitsu/member/sougousenryaku/sougou210401.html より抜粋
「あれ、それなら、『住みたい』『住み続けたい』という都市計画の基本理念は、もう達成できているのでは?」とも考えられます。
けれども、街としての人気が高い一方で…。
高槻市は、平成7年の約36万人をピークに、緩やかながら人口減少が続いているのが現状です。
このままいくと、10年後には人口が33万人を割り込み、高齢化率は31.2%にのぼると推計されています。
そこで、今回の都市計画マスタープランの理念に付け加えられたのが、「対流を生み出す持続可能な都市をめざして」という言葉。
最近、よく耳にする「持続可能」というキーワードを基本理念に盛り込みました。
「持続可能」とは「ずっと続けていける」ということ。
「現在の世代だけでなく、未来の世代のニーズも満足させられるような高槻市」が目標です。
特に、高槻の特徴でもある、「都市と自然」の両方を活かした「持続可能な都市づくり」が求められているのです。
高槻城公園と芸術文化劇場の整備・建築は、まさに都市機能を高めつつ、緑豊かな歴史空間を生み出す「持続可能な都市計画」の一例といえるでしょう。
また、今後10年の高槻市の都市計画を考える上で、土地活用の問題は避けて通ることができません。
以前、高槻Lifeでも取り上げた、「空き家対策」。
https://www.kosakaweb.jp/columns/detail.php?id=487&cid=39
さらには、農業分野での「担い手不足の解消」も現在と未来の高槻市にとって大きな課題です。
これについて、今回の都市計画マスタープランでは、「集落地においては、営農意欲や新しい価値観を持つ居住者の受け入れを支援するとともに、日常的な生活サービスの維持・改善に努めます。」としています。
今までのように、「親の田畑を子どもが受け継ぐ」という形だけでは、少子高齢化の影響もあり、いつか立ち行かなくなるのは当然の結果。
それならば、発想を変え、「新しく農業をやりたい」「もっと規模を拡大したい」という希望者に市街化区域外の農地を貸すという方法で、高槻の農業を守っていこうというのです。
「個人間での土地の貸し借りはトラブルが起こりそうで不安…」という人は、農地中間管理機構に相談することもできます。
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/kakuka/nogyoiinkai/jimunogyo/gyomuannai/takatsukinogyojyoho/1446437266667.html
http://osaka-midori.jp/nouen/about_kikou.html
市街地、山間部、歴史的遺産、農業地…。
たくさんの個性的な地域を持つ高槻市。
もともと2015年9月の国連サミットで使われた「持続可能」という言葉には、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」という強い決意が込められています。
子どもも大人も高齢者も誰一人取り残さず、あらゆる人たちが本当の意味で「住みたい・住み続けたい・訪れたい」と願う高槻市を目指して…。
さあ、新たな10年の幕開けです!
カテゴリ/高槻Life 投稿日/2021-06-02
「住みたい街」ランキング2024関西版!…
新型コロナウイルス感染症の位置づ…もっと見る
「ええあんばいな街・高槻市」の後継者づく…
たくさんの魅力的なお店が揃う高槻…もっと見る
JAたかつき「農風館野見町店」に行ってき…
高槻まつりや高槻ジャズストの際、…もっと見る
高槻「市民モニター」に聞く!「高槻って……
最近よく聞く「市民モニター」とい…もっと見る
「高槻阪急スクエア」に「たかつきけやきパ…
令和元年10月5日、「西武」から…もっと見る
高槻からもすぐ!茨木市「おにクル」「イコ…
最近、高槻市民の間でも、話題に上…もっと見る
日本をリードする高槻市の子育て政策
【高槻市の子育て支援①】小・中学…もっと見る
高槻まつり開催!高槻城公園芸術文化劇場ト…
令和5年8月5・6日の2日間、高…もっと見る