カテゴリ/高槻Life 投稿日/2021-05-14
5月も中旬となり、新緑が美しい季節。
今日は、コロナ禍の憂鬱を吹っ飛ばすような、素敵な「初夏の花だより」をここ高槻よりお届けします☆
昔の街並みが残る高槻・富田。
阪急富田駅横の踏切に通じる133号線沿いを歩いていると…。
國乃長さんや富田小学校より少し南側、「いなもとこどもクリニック」さんの横に顕彰碑が建てられているのをご存じでしょうか?
ちょうど初夏のこの季節、顕彰碑の周りに植えられたバラの花が色とりどりに咲き誇るのです!
「バラ」といえば、この辺りでは、お隣茨木市の「若園バラ園」が有名ですよね。
毎年春と秋の開花時期に若園公園へと足を延ばす高槻市民も多いことでしょう。
けれども、緊急事態宣言の延長で不要不急の外出は憚られるのが現状です。
こちらは若園に比べると本当にささやかなスペースですが、その分、人が集まらない隠れスポット。
一輪一輪の美しさをかみしめ、静かにほっと一息つくにはもってこいなのではないでしょうか。
顕彰碑をよく見てみると、そこには…。
「美しいバラの花は野茨の根の上に咲く」という大宅壮一氏の言葉が刻み込まれています。
そう、実はここ高槻・富田は、「一億総白痴化」「太陽族」の言葉で有名な昭和を代表するジャーナリスト大宅壮一氏の生誕の地だったのです。
大宅壮一氏は、1900年に富田の醬油屋に生まれました。
反権力の評論家として長年活躍し、今でもその名前は、「大宅壮一ノンフィクション賞」「大宅壮一文庫」として多くの人に知られています。
サンデーモーニングに出演する大宅映子さんは彼の娘さんですね。
今では誰もが当たり前に口にする「恐妻」や「口コミ」という言葉も、大宅壮一氏が使い始めたとのこと。
半世紀以上先を行くその思考力は、この富田の地で育まれたのかも知れませんね☆
一輪でも存在感たっぷりのバラの花が、限られたスペースに重なりあって咲く姿はまさに圧巻。
甘いバラの香りのせいか、この一角だけが異次元のように感じられます。
梅、桜、レンゲ、菖蒲、バラ…。
コロナ禍でも花は決して負けることなく、懸命に季節のバトンをつないでいきます。
その健気でたくましい姿は、今日も私たちに勇気と希望を与えてくれるのです。
カテゴリ/高槻Life 投稿日/2021-05-14
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