カテゴリ/高槻Life 投稿日/2020-02-29
高槻の2月の風物詩といえば、上宮天満宮の天神まつりです。
夏を彩る大阪市内の天神まつりとは対照的に、冬に行なわれる地元の「天神さん」として、楽しみにしていた高槻市民の皆さんも多かったことでしょう。
でも、今年は、残念ながら新型コロナウィルス感染症の影響で、直前になって中止が決定してしまいました。
確かに毎年、たくさんの人が集まる天神まつり。
悲しいですが、感染予防の面では、まさに英断だったといえるでしょう。
政治家としても有能だった菅原道真公のこと、きっと高槻の人々の決定を温かく見守ってくれているに違いありません。
高槻市では、大阪府からの要請を受け、この天神祭りだけでなく、2、3月に開催予定だった多くのイベントの中止や延期が早々に決まりました。
市が主催するイベントはもちろん、安満遺跡公園や高槻現代劇場、公民館やその他の文化・スポーツ施設で予定されていた大小様々な企画が、全国に先駆けて、キャンセルとなったのです。
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/kinkyusaigai/corona/index.html
準備にあたっておられた主催者の方々のご苦労やご負担はいかばかりかと案じられますが、「人命第一」の大阪府、高槻市の迅速な対応は、私たち子育て世代にとっては非常に頼もしく感じられますね。
何とか日本中、世界中の英知を結集して、一日も早くワクチンや治療薬が開発されることを願ってやみません。
かつては、インフルエンザや天然痘、麻疹なども、今回の新型コロナウィルスと同様、予防法や治療法がない恐ろしい病とされてきました。
そのため、日本の「祭り」には、このような疫病を退散させるという役割があったそう。
祇園祭の前身ともいわれる平安時代の御霊会は、京都で流行った疫病で亡くなった人の霊を鎮魂するためのものでした。
大阪天満の天神まつりも菅原道真公の祟りと恐れられた疫病の大流行を鎮めるために始まったと伝えられています。
今回、高槻の天神まつりはできませんでしたが、きっと私たちの「疫病平癒」の切なる願いは、天神さまにも届いたはずです。
5月にはジャズストリート、その後には、高槻まつりと大きなイベントがいくつも控える高槻市。
また市民みんなが笑顔で「祭り」に参加できる日を信じて…。
今は、一人一人が「手洗い・咳エチケット」を徹底し、家族とともによく食べよく眠り、新型ウィルスに対する抵抗力を高めましょう!
(※新型コロナウィルス感染症やイベント中止に関する情報は令和2年2月27日現在のものです。最新の情報は、高槻市等のホームページを参照してください。)
カテゴリ/高槻Life 投稿日/2020-02-29
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