カテゴリ/高槻Life 投稿日/2019-10-14
稲刈りが終わると、高槻には、年の実りを感謝する秋祭りの季節が到来します。
10月13日、14日の2日間、野見神社でも、令和最初の秋季例大祭が執り行われました!
日が暮れ少し肌寒くなってきた野見神社の境内に、千灯明が輝き出します。
氏子たちがそれぞれの願いを託した無数の光。
あたりが幻想的な雰囲気に包まれる中、野見神社の秋祭りのスタートです!
日本舞踊、湯神楽に続き、儀式殿では石見神楽が奉納されています。
野見神社といえば、えべっさん。
舞台上にも、福の神・恵比寿さまが登場し、令和元年の秋祭りをお祝いムード満点で盛り上げます。
夕闇の中、かがり火に照らし出されるのは、新しくなった儀式殿の壁。
小阪工務店は、野見神社境内にある高槻戎神社・儀式殿の御造営に携わらせていただきました。
https://www.kosakaweb.jp/works/detail.php?id=208&cid=23
暗闇と白壁、黒と白の鮮やかなコントラストが、独特の世界を創り出します。
続いての演目は、数ある石見神楽の中でも最も有名な「大蛇(おろち)」です。
舞台前方にせりだしてくる大迫力の大蛇たちに、見ている人たちも思わず身をのけぞらせます。
日本書紀に登場する、須佐之男命の大蛇退治を題材としたこの神楽。
牛頭天王=須佐之男命を祀る野見神社の秋祭りには、ぴったりの演目です。
舞台せましと動き回る大蛇たち。
見事な刀剣の舞で奮闘を見せる須佐之男之命。
迫りくる大蛇を相手にひとり果敢に立ち向かいます。
あっ、危ない!
絶体絶命のピンチに、須佐之男之命は大蛇の口に力いっぱい剣を突き立て、必死の抵抗を見せます。
両者、一歩もひかぬ死闘の結果…。
なんとか大蛇を仕留めました!
想像以上の大立ち回りに、固唾を飲んで見守っていた境内からは、万雷の拍手が湧き上がります。
演者、聴衆、そして神々。
そこにいるすべての者の心が繋がるような不思議な感覚。
新しい時代の幕開けにふさわしい最高の石見神楽でした!
野見神社では、来年秋より、境内に鎮座する末社のひとつである小島神社の御造営を計画しています。
古き伝統を引き継ぎ、新しい時代へと受け渡していく。
今年も無事、豊穣の秋を迎えられたことを神々に感謝しつつ…。
神代の時代の壮大さと華麗さを高槻市民が分かちあった、野見神社・秋季例大祭でした。
カテゴリ/高槻Life 投稿日/2019-10-14
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