高槻市姉妹都市 トゥーンバ ホームテスイ

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2018-07-26

高槻市は国の内外に5つの姉妹・友好都市を持っています。
今回は、その中の1つ、トゥーンバについてご紹介しましょう!
 
「トゥーンバ」と聞いても「えっ?どこの国!?」という人も多いかもしれませんね。
トゥーンバは市の名前。
海外旅行でも人気の国、オーストラリアのクィーンズランド州にある、人口およそ16万人の都市です。(ゴールドコーストやブリスベンの東海岸から内陸へ120kmに位置する 緑豊かな“庭園都市"で、優れた教育環境を誇る“学園都市"としても有名です。)

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(画像:トリップアドバイザー)
 
高槻市の姉妹都市と聞くと、高山右近が渡航後亡くなったということで、フィリピンのマニラ市を思い出す方も多いのではないでしょうか?
もともとゆかりのあるマニラ市と比べ、一見、何も関係が無いように感じられるトゥーンバ市。
いったいどんなきっかけで、高槻市の姉妹都市となるに至ったのでしょうか?
 
実は、高槻市とトゥーンバ市の縁は、昭和63年、大阪府とクィーンズランド州が友好関係を結んだことに始まります。
クィーンズランド州から、「この機会に、高槻市とトゥーンバ市で姉妹都市関係を結んでは?」というお誘いがあり、行政・民間双方での交流が少しずつ活発になっていきました。
そして、平成3年11月、高槻市とトゥーンバ市は正式に姉妹都市提携をするに至ったのです。

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何だか「お見合い結婚」のような形でスタートした、高槻とトゥーンバの姉妹都市関係。
でも、お互い相性が良かったのか、その後、30年近くもの間、国際交流を重ねてきました。
 
皆さんご存じの通り、オーストラリアの大都市は、海岸線に存在することが多いもの。
そんな中、このトゥーンバ市は、標高およそ700mの位置にあります。
実は、内陸都市の中では、首都キャンベラに継ぐ2番目の規模というトゥーンバ。
市内には、なんと150を超える公園があるといわれ、毎年9月に開催されるフラワーカーニバルには10万人近い人々が訪れることから、「ガーデン・シティ」という愛称でも知られているのです。

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文化や学術にも力を入れており、学校も多いトゥーンバ市には、毎年、世界中から留学生が集まってくるそう。
ジャズストリートという大きなフェスティバルがあり、さらに、自然豊かで、大学や研究機関も多くある高槻市とは、「似たもの同士」ということで、良いパートナーシップを築いてこられたのかもしれませんね!

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公益財団法人 高槻市都市交流協会HPより
http://www.takatsuki-intl-assn.or.jp/
 
毎年、様々な国際交流を行っている高槻市とトゥーンバ市。
その中でも主要プロジェクトとして進められているのが、「海外ホームステイ体験&語学研修」です。
中学2年生から高校生までを対象に、8月上旬からおよそ2週間、高槻の親元を離れ、遠くトゥーンバの地でホームステイや英語研修、牧場体験などをするという目玉企画。
今年5月に12人のメンバーを募集しました。
現地では、トゥーンバ市長への表敬訪問も予定されています!
 

高槻Lifeの写真5

感受性が豊かな中学生・高校生時代に、海外へと飛び出し、現地の人々や風土、文化に触れることはこの上なく重要なこと。
日本でもいち早く、海外の文化を取り入れた高山右近のお膝元・高槻が、本当の意味で国際交流都市になるために・・・。
姉妹都市とタッグを組み、次世代の「ホンモノの国際人」を育成するプロジェクトが始動しているのです!

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2018-07-26