高槻のほたる

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2016-06-04

初夏、夜8時前、摂津峡のさらに奥。
その瞬間を今か今かと待ちわびる人々
「あっ、光った!」

高槻Lifeの写真1

都会的な街並みと大自然が共存する、高槻。
街灯やビルの灯りが燦々と輝き、電車や市バスのヘッドライトが明々と照らしだす駅前の「光」。それからは想像もできないもう一つの美しい「光」が、ここ高槻には存在するのです。

蛍。
その小さな身体を命の限り輝かせ、たった20日の生涯を終える蛍は、儚く美しいものの象徴として、古来、日本人からこよなく愛されてきました。

高槻Lifeの写真2

近年、全国でもなかなか見られなくなった蛍ですが、ここ高槻では、毎年、5月の下旬から6月にかけて、摂津峡や芥川上流、樫田、成合などで、蛍の生みだす幻想的な光の饗宴を愉しむことができるのです。

ひとつ、ふたつ…。ぽつりぽつりと輝きだし、やがてあちらこちらでチカチカチカ。

「声はせで 身をのみこがす 蛍こそ いふよりまさる 思ひなるらめ (源氏物語)」

蝉のように声には出さないけれど、我が身を焦がし伝えようとする想い、その強さ。その姿は外国人のようにストレートに想いを口にできない日本人にそっくりで…。それでも、本当はこんなにもあなたのこと…!


高槻の夏の夜空に浮かび上がる、美しく切ない蛍火。冬のJR高槻駅前を彩るイルミネーションもキラキラと素敵だけれど、やっぱり和の情緒には、心癒される何かがあります。

高槻Lifeの写真3

ずっと昔は捕まえて帰って、家の庭に放すこともできたのだろうけれど、高槻市の条例で保護動物に指定されている蛍。連れて帰ることはできません。

少しでも、我が家に「日本の美」を取り入れたい…。そんな粋な夢、リフォームで叶えてみてはいかがでしょうか?

「え?住み慣れた和風の家を洋風にリフォームするという話はよく聞くけれど…。」
もちろん、和から洋へのモダンなリフォームも素敵ですが、洋から和へのリフォームもとてもお洒落。

小阪工務店は、洋の便利さと和の情緒を併せもつ「あなただけのリフォーム」をご提案いたします!

洋と和の良いところ…、そう、まさにこの住み慣れた高槻という街の持つ素晴らしさそのもの。
街の光と蛍の光。

高槻Lifeの写真4

 カテゴリ/高槻Life 投稿日/2016-06-04